習志野市香澄の住宅街の一角にある一軒家(習志野市香澄6)で「母の日」の5月14日、「香澄マルシェ」が開かれた。
主催はKasumi-labo326。「アフター子育て世代の私たちが、香澄にみんなの居場所を作りたい。子育てした経験が誰かの助けになる」という思いから香澄在住のママ3人が結成。
当日は、手作りの布小物やアクセサリー、雑貨、お菓子、陶芸作品、ドリップコーヒーなどの販売、簡易カラー診断や折り紙のワークショップなどが行われた。出店数は13店。3月オープンしたカフェ「Cafe fikasmysa」(香澄5)はお菓子のギフトボックスを、フラワーショップのロータスブロッサム(香澄6)はKasumi-labo326とコラボした母の日のアレンジメントギフトを販売した。
メゾソプラノ歌手の奥貫亜矢子さんも「歌声labo」で参加した。歌声を披露しながら、参加者と一緒に昭和歌謡などを歌った。
今回のイベントについて、Kasumi-labo326の飯島幸子さんは「最初は3人が思い付きで始めた『香澄マルシェ』がこんなにたくさんの人を巻き込んで、地域の人にも支えられて、思いがけない形に発展してうれしい」と目を細める。名前の由来については、「香澄で始めた3人が住む住所の丁目を合わせて付けたもの」と言う。
当日訪れた金子正さんは「参加者の作品はもちろん、皆さん生き生きと活動していて素晴らしい」と話していた。