「ボーイスカウト習志野第3団」の発団式が5月21日、サンロード津田沼大会議室(習志野市津田沼5)で行われた。
スカウト隊員や指導者が新生第3団へ思いをつづった桜の木のイラスト(提供=習志野第3団)
日本ボーイスカウト千葉県連盟所属の習志野第1団と第2団が合併統合し、新たに「そなえよつねに」をモットーとして、習志野第3団として出発。さまざまな社会奉仕活動を通じ、改めて地域住民や社会に貢献することを周知するために式を開いた。宮本泰介習志野市長をはじめとする来賓出席の下、約50人が参加した。
中川和久団委員長は「3年間、コロナ禍の影響で活動が制限された状況がようやく変わり、新たに第3団として出発するが、スカウトや指導者、両親、支援いただいている関係者のおかげで、この日を迎えられた」と感謝の意を表し、宮本市長は「多様性が求められるこの時代に、スカウト活動を通じて社会に貢献する青少年の育成に大きな期待をしている」と祝辞を述べた。
会場内には、スカウトやその指導者による活動の意気込みと手形のスタンプが貼られた大きな桜の木のイラストが掲示された。
同団は小学1、2年が所属するビーバースカウト隊と、小学3年~5年が所属するカブスカウト隊、小学6年~中学3年が所属するボーイスカウト隊各5人、18歳~26歳が所属するローバースカウト隊7人、指導者16人、合わせて38人の船出となった。式当日に新たに2人のビーバースカウト隊入隊が決まり、元気よく式にも参加した。
中川団委員長は「全国のスカウトの数が5年前に比べると3分の一まで減少している。活動には保護者の同意をいかに得るかが課題。社会奉仕活動等を中心に地域に強く根差したい」と話す。
カブスカウト隊の國耕太朗君は「キャンプファイヤーを早くやってみたい。優しく明るいスカウトを目指したい」と元気よく意気込みを見せる。