袖ケ浦団地ショッピングセンター(習志野市袖ケ浦3)内の広場で6月17日、「団地いどばたマーケット」が初めて開催される。
主催の「団地いどばたラボ」は、袖ヶ浦団地内に「かつての暮らしのそばにあった『井戸端』が、活気ある交流や情報交換の場であったように、まちのエンジンとなる『現代のいどばた』を目指すこと」をコンセプトに、4月にプレオープンしたコミュニティースペース。「『つどう』『つくる』『ひろげる』をテーマに、地域の楽しい・おいしいが集まることで、世代を超えてヒトとモノがつながる架け橋マーケット」をコンセプトにしたマーケットを企画した。
卵や野菜、果物、生花の販売やコーヒー、焼き菓子、手作り和菓子、Tシャツや陶器などの物販に加え、アイシングクッキー作りや謎解きゲームなどのワークショップ、クラフトビールや千葉の食材を使った料理を提供するキッチンカーも出店する。
運営する、まちづくり会社ドラマチック(東京都台東区)の黒澤裕子さんは「新しくできた『団地いどばたラボ』が、多世代が気軽に集い、つながる交流拠点を目指していることから、団地と地域がつながる場の一つとしてイベントを企画した。マーケットに初挑戦だったり、サポーターとしての参加だったり、いろいろな方の『関わりしろ』を作ることで、地域の皆さんで作るマーケットを目指す」と話す。
「今まで知らなかった近所の店やユニークな地域活動との出合いや交流はもちろん、まだできたばかりの『団地いどばたラボ』も知ってもらい、一緒に盛り上げてくれたら」と来場を呼びかける。
当日出店予定の絵本の移動古書店「ハレマルブックス」の石田淳美さんは「マーケットの運営スタッフから声をかけてもらい参加することになった。マーケットを通して、地域の方や出店者の皆さんと交流を図れたらうれしい。習志野で活動する個性豊かな店が集まるので、いろいろと手に取ってみてほしい。ワークショップもあるので、家族や友達同士で一日楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は11時~16時。