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習志野高、高校野球千葉大会決勝で惜敗 14安打の猛攻も専大松戸に及ばず

全国高校野球千葉県大会 習志野高校と専修大学松戸高校が対戦

全国高校野球千葉県大会 習志野高校と専修大学松戸高校が対戦

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 夏の全国高校野球千葉大会の決勝が7月27日、ZOZOマリンスタジアムで行われ、習志野高校(習志野市東習志野1)と専修大学松戸高校(松戸市)が対戦した。

習志野高校応援団。同校吹奏楽部の演奏に合わせて選手に声援を送った

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 9回裏まで同点の熱戦を繰り広げたが、専修大学松戸高校(以下、専大松戸)がサヨナラ勝ちし、習志野高校(以下、習高)は4年ぶり10度目の夏の甲子園出場にあと一歩届かなかった。

 最高気温34度を超える中、2015(平成27)年以来の決勝での顔合わせとなった両校。試合は合計で27安打の打撃戦になった。中盤までは初回に4点を奪った専大松戸がリードしていたが、6回に習高が4番佐藤選手のタイムリーヒットで逆転した。8回に専大松戸が2点を返し、同点で迎えた9回裏、9番宮尾選手の打球が右中間を割り決勝打となった。専大松戸は今年のセンバツ高校野球に続き春夏連続、夏は2年ぶり3度目の甲子園出場となる。

 試合中は「美爆音」で知られる習高吹奏楽部による演奏が会場を盛り上げた。同校を応援する観客は甲子園の出場を逃したことを惜しみながらも、最後まで戦い抜いた選手たちを割れんばかりの拍手でたたえた。

 同校吹奏楽部顧問の石津谷治法さんは「悔しすぎる。この悔しさは来年に向けて、次回は必ず甲子園に行きます」と力強く話した。

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