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習志野で「核兵器廃絶平和都市宣言記念展」 核兵器の廃絶訴え

核の悲惨さ伝えるために被爆者描いた絵(複製)

核の悲惨さ伝えるために被爆者描いた絵(複製)

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 「核兵器廃絶平和都市宣言記念展」が現在、習志野市役所や市内各公民館、図書館で開催されている。

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 同展は、核兵器廃絶平和都市である習志野市が平和を脅かす核兵器の廃絶を訴え、被爆者が描いた絵や被爆写真、被爆体験型紙芝居、被爆学生服、市民が作った千羽鶴や絵手紙などを展示するもの。

 被爆した学生服は習志野市藤崎に在住の立本英機さんから寄贈されたもので、英機さんの伯父・立本昇さんのもの。昇さんは旧制広島工業専門学校(現広島大学工学部)4年のとき、1945年(昭和20)8月6日の朝、広島県賀茂郡西志和村の自宅から学校に向かう途中、停止していた市営電鉄の路面電車の中で被爆、翌日捜索していた父親に発見され介護されるも、6日後の11日に亡くなった。

 被爆者が描いた絵は、核の悲惨さを伝えるために描いた作品の複製を広島平和文化センターより提供されたもの。被爆体験型紙芝居は、吉田勝二さんの被爆体験を元に長崎の中学生が作ったもので、被爆直後の惨状や回復後に世間から差別を受けた時の経験が描かれている。

 開催は、市役所=今月15日まで、東習志野図書館(袖ヶ浦2)=17日まで、谷津公民館(谷津4)=19日~9月5日、実花公民館(東習志野6)=9月23日~10月10日、市民プラザ大久保(大久保4)=10月14日~29日。被爆学生服は市役所のみで展示する。

 習志野市協働政策課主任の緑川靜栄さんは「戦争を経験した方や被爆した方が高齢化し、年々実体験を聞く機会が減少していく状況にある。日本は唯一の被爆国であり、私たちは戦争の悲惨さ、核兵器の恐ろしさ、平和の尊さを次世代に伝えていかねばならない。多くの皆さんに市内で開催する記念展に足を運んでもらい、平和について考えるきっかけにしていただければ」と呼びかける。

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