谷津奏の杜公園(習志野市奏の杜2)で8月26日、「奏の杜夏祭り」が開催され、近隣住民や子どもたちが縁日や盆踊りを楽しんだ。
地域住民の結びつきの強化や子どもたちにふるさと意識を持ってもらうことを目的に初めて開催した同祭り。会場には輪投げやヨーヨーすくいなどの縁日のほか、市内に店があるスマイルピザ(谷津2)や県内を中心に出店をしているアンドアールキッチンなどのキッチンカーが並び、来場者が列を作った。
オープニングイベントでは谷津南小学校の音楽部と習志野第一中学校の管弦楽部が普段の練習の成果を披露し、観衆から多くの拍手が送られた。夕方の盆踊りの時間まで、谷津太鼓連による「谷津ばやし」の演奏や、子どもたちが櫓(やぐら)に上って参加する太鼓体験コーナーも行われた。
盆踊りは子どもの部で始まり、多くの子どもたちが浴衣や甚平姿で参加。初めて盆踊りに挑戦する6歳の男児は「うまく踊れなかったけど、面白かった。来年の夏もまたやりたい」と話していた。一般の部は20時まで続き、参加者は暑さを忘れて楽しんだ。
実行委員会の杉本委員長は「初開催だったが、居住者有志の実行委員と奏の杜パートナーズ、それぞれが主体的に動いて準備を進めた。実施に当たり、多くの方に協力してもらい大変感謝している。来場者の多さに驚いた一方で、大きなトラブルもなく無事に終わった。撤収の際、ごみもなくスムーズに終わり感動した」と振り返る。