京成実籾駅周辺で11月3日、「実籾ふる里祭り」が行われる。周辺は歩行者天国となり、模擬店やフリーマーケットなど200店以上が軒を連ねる。

　実籾地区の子どもからお年寄りまでの3世代交流の促進を目的に開催する同イベント。昨年は3年ぶりコロナ感染対策をしながらの縮小開催だったが、今年は従来と同規模で開催する。

　当日、実籾三叉路から実籾交差点までの約700メートルが歩行者天国となる。ホコ天のほぼ中央に実籾駅が位置する。駅の北口・南口に200以上の模擬店・フリーマーケットが連なり、実籾一号公園と南口駅前広場に飲食スペースを設ける。

　北口駅前広場では和太鼓演奏が祭りを盛り上げる。南口には、駅前ステージのほかに南側特設ステージを設け、千葉県出身の女性シンガーの吉澤里美さんや歌手の丸山奈々子さんらが出演する。同ステージ横では、オービックシーガルズが無料で参加できる子ども向けイベント「的あて」を行う。

　実籾三差路～実籾交差点では11時から、「美爆音」で知られる習志野高校吹奏楽部のほか、近隣小中学校による吹奏楽パレードを行う。

　第1回から出店し、実籾駅前に店を構える「司園」店主の司茂さんは「毎年驚くほどの人出で、いったいどこから人があふれてくるのだろう、というほどの盛大な祭り。コロナ禍で開催できなかった時期もあるので、こうして昨年に続き開催できることがとてもうれしい」と話す。「当日は、いりたての新豆落花生を販売する」とも。

　開催時間は11時～15時。模擬店、フリーマーケットの出店は14時30分まで。