京成実籾駅周辺で11月3日、「実籾ふる里祭り」が3年ぶりに行われた。実籾三叉路から実籾交差点までの間およそ700メートルが歩行者天国となり、多くの人でにぎわった。
フリーマーケットや飲食ブース、射的やヨーヨーつりなどのゲームコーナーなど298の出店が軒を連ねた。習志野産品や野菜・果物を販売したほか、人気のチョコバナナ・りんご飴などには行列もできた。コロナ感染対策も兼ねて実籾1号公園と南口駅前広場には飲食スペースも設けた。
実籾三叉路から実籾交差点に向かって習志野高校吹奏楽部とバトン部によるパレードが行われた。生徒らは仮装しながら楽器を演奏。野球応援のパフォーマンスなども披露した。北口駅前広場では和太鼓演奏が行われ、来場者は足を止めてパフォーマンスを鑑賞した。
習志野市実籾連合町会会長の堀田健治さんは「コロナ禍で出店者同士の間隔を広く取ったり、時間を短縮したりするなど試行錯誤しながらの開催になった。それにもかかわらず以前と変わらない人出で盛り上がり、久しぶりに皆さんに楽しんでもらえた。商店街の活性化や地域の交流につながる。今年の開催を踏まえて来年はさらに盛り上げていきたい」と意気込みを見せた。