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習志野・みはし湯ホールで「ボッチャ体験会」 初心者向けに開催へ

ボッチャを教える川島さん

ボッチャを教える川島さん

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 ボッチャ体験会が11月4日、京成津田沼ワイガヤ通り「みはし湯ホール」(習志野市津田沼5)で開催される。同所での開催は今回が初。

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 ボッチャはイタリアで生まれた重度脳性まひ者または同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目。ボッチャボールと呼ばれる赤6球・青6球・白1球の計13球を使い、白いボールを先行のチームが投げジャックボール(目標球)とし、その後、交互にボックス(選手が投げるゾーン)から赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げて転がし、他のボールに当てたりしながら、いかにジャックボールに近づけるかを競う競技。選手は自分の障がいやプレースタイルに合ったボールを選んで使ったり、障がいによりボールを投げることができない場合はランプ(勾配具)と呼ばれる道具を使い、自分の意思をランプオペレーターに伝えたりすることで競技に参加することができる。ボールを投げるだけではなく、相手がどこに投げるか、当たったボールがどこに転がるかなどを予測したり、相手の戦略を読みながら駆け引きしたりするなどの「頭脳戦」が特徴のスポーツ。

 今回は、ボックスの場所を初心者向きに配置するほか、赤と青を交互に投げるというルールでボッチャの魅力を感じやすいように開催するという。

 主催は、毎月15カ所の高齢者施設でボッチャを開催している習志野市在住の川島一弘さん。「以前、高齢者施設でボッチャをプレーして負けた方が本気で悔しがる様子を見て、この競技には感情を揺さぶる力があると感じた。一番の魅力は3世代間でも勝負できること」と話す。

 「みはし湯ホールは以前から気になっていたが、8月のイベントに参加した際に運営の方からボッチャもできますよ、と返事を頂いたので開くことにした。ボッチャのことを知らない方も多いので、見学だけでもいいのでとりあえず体験会に来てもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は9時~12時。参加費は100円(保育園児は無料、3世代参加で全員無料)。

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