「Co-展(こう展)『Co-でなくっちゃ』が10月29日、プラッツ習志野(習志野市本大久保3)多目的広場で開催された。
当日は、ワークショップ・展示で参加した9人、飲食6人、物販7人、音楽1人、計23人が出展。広場入り口にはフライヤーをデザインした千葉工業大学デザイン学科生が製作した会場模型を展示した。
初出店の「K’s Good Doughnuts」は8種類100個以上のドーナツを準備していたが、販売開始から1時間で完売。店主の井下田慶さんは「興味を持ってくれた学生も多く、予想外に早い時間で売り切れてしまった」と振り返る。「現在はイベント出店をメーンに活動している。Co-展のような地域に根付いたイベントに関われてうれしい。今後も地元のイベントに積極的に参加し、地域活性化につなげていきたい」と話す。
主催のNORIさんは「朝から雨に降られ、どうなるかと心配したが、無事に秋晴れの下、開催できて良かった。皆さんにとって、ワクワクに満ちたひとときになり、『自分の暮らしている地元がこんなにすてき』と感じてもらえたら」と期待を込める。
イベント開催のきっかけについては、「自分たちは、人のやっていないことを考えたり、やったりするのが好きで、ものを作るというより、場作りが好きで得意。自分の好き、楽しいをやってみた結果が、このCo-展」と話す。
NORIさんは同イベントでポップアップショップ「勝手に姉妹都市」を展開。「縁のある飛騨高山の魅力を紹介したい」という思いから、今回は岐阜・高山と習志野が姉妹都市であると設定を「勝手に」設け、セレクトした高山の品を展示販売した。「私の好きは、誰かの好き。そんな『好き』をシェアしよう」というコンセプト。
広場中央では、千葉工業大学ダンスサークル「HIRARI」がダンスを披露し、声援と拍手が寄せられた。