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まちの魅力伝える「ならしのみやげ」 千葉工大生が地域住民らとコラボ販売

主催の大学生4人。手作りの持ち帰り用の新聞バッグを手に

主催の大学生4人。手作りの持ち帰り用の新聞バッグを手に

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 千葉工業大学3年生の4人が3月27日、地域の店や住民と一緒に習志野市の魅力を伝える「ならしのみやげ」の販売会を開いた。

バラ園(手前)とマーチングバンド(奥)がモチーフのモビール

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 大学生は同大創造工学部デザイン科学科倉斗研究室に所属する3年生(開催当時)の学生4人。企画や店との相談などの立ち上げは今春卒業した4年生が行い、昨年夏ごろ、3年生に引き継がれ、チラシ作りやSNS発信などの広報から一部商品のデザイン、当日の販売までを行った。

 同研究室は2016(平成28)年から地域の個人や店と連携した活動を行っている。「活動の中で出合ったすてきな店や商品の魅力を家族や友人に伝えたい」という学生の思いが、この活動のきっかけになったという。「地元に帰った際、『習志野にはこんな店があってね…』と、土産話と共に持ち帰れる、ちょっとしたお土産」をテーマに、活動で知り合った地域の仲間と共に「ならしのみやげ」プロジェクトが始まった。

 当日は、学生らがセレクトしたお茶や調味料、器など習志野市や近隣の店の商品が並んだ。習志野在住の家具デザイナー「木とこどものくらし研究所」と一緒に作った、習志野を象徴する「マーチングバンド」と「バラ園」がモチーフのヒノキ素材100%のモビールも今回、初披露した。

 学生の一人は「『地元の店を知りたいと思っていた時にSNSでこの活動を知った。とても良い活動なので続けてほしい』という来場者の声がとてもうれしかった」と話す。

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