「スポGOMI! in 谷津干潟」が11月25日、習志野商工会議所青年部主催で初開催される。
谷津干潟はラムサール条約登録30周年を迎えた干潟で、広さは約40ヘクタール。2本の水路で東京湾につながっているため、潮の干満とともに海水が出入りしており、渡り鳥のシギ、チドリをはじめ、カモ、サギ、カモメ類などが飛来する。
同イベントは「スポーツのように、ごみ拾いを楽しみながら、谷津干潟をきれいにしよう」をコンセプトに、ごみ拾いに競技性を加えたスポーツ「スポGOMI」を通して、谷津干潟の環境保全に取り組むために企画した。制限時間内にごみを拾い、チームごとのごみの量と質でポイントを競い合う。入賞チームには商品券を贈る。
干潟内は普段立ち入ることができない場所のため、ごみ問題に触れる機会が少ないという。
同会議所青年部・地域交流委員長の國友英治さんは「自然が多く残る谷津干潟は習志野市の大きな財産であるとともに、地域資源でもある。近年、海岸などからのごみの漂着や、不法投棄など自然を脅かす現状はSDGsの観点からも看過できない状況になっている」と話す。
小学生以上の3~5人で1チームとなり参加できる。定員は100人。チーム内に18歳以上の保護者の参加が必須。
開催時間は9時30分~13時ごろ。参加無料。参加申し込みは11月20日まで受け付ける。