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習志野・大久保に沖縄タコス専門店「38TACOS」 沖縄の味伝える

沖縄タコスのミート(左)とツナ

沖縄タコスのミート(左)とツナ

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 沖縄タコス専門店「38TACOS(サンパチタコス)」(習志野市大久保3)が11月23日、オープンした。

38TACOS内観 オーダーカウンター

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 沖縄タコスの発祥は、メキシコの料理が米テキサスでテクス・メクス料理として定着したものを戦後、米軍が沖縄に持ちこんだのがきっかけ。アメリカでは皮にコーン粉を使っているが、戦後の沖縄でコーン粉が手に入らず小麦粉のみで作ったものが現在の沖縄タコスの原形。沖縄では街に必ず沖縄タコスの店があり、タコスやタコライスは日常的に食べられている。

 店主の植草良弘さんは「初めて沖縄タコスを食べた時、そのおいしさに衝撃を受けた。沖縄に3泊する時は3食タコスを食べ、開店に当たっても沖縄の店を20店以上食べ歩いた。店名は妻の誕生日が3月8日で、今までの人生でラッキーナンバーだから」と話す。

 植草さんの「お薦め」は「沖縄タコス(ミート・ツナ)」(480円)と「タコライス」(720円~)。「ミートはコリアンダーやオレガノ、チリペッパーなどのスパイスを使い、大久保には家族連れが多いことを踏まえて辛さは控えめを意識しつつ、タコスの魅力が伝わるようこだわった。沖縄ではツナの消費量が日本一なので、ツナは日常の味に。辛さを楽しみたい人はサルサソースなどを追加してくれれば。皮も焼いた後に揚げることで実現したパリパリとモチモチ、オーダーを受けてから切るレタスのシャキシャキした食感を楽しんでほしい」と話す。

 トルティーヤで挟んだメキシコ料理「ケサディア」(700円~)も人気で、テイクアウトが多いという。他に、ミートよりも辛くスパイスを配合しターメリックなどを加えた「サンパチカレー」(850円~)や「ヤキメシ」「フライドポテト」(以上380円)、「ラフテー」(650円)などの単品メニュー、「チーズ」(100円)、オニオン(50円)などのトッピングを用意。ドリンクは、「コカ・コーラ」「ジンジャーエール」(以上250円)、「オリオンクリアフリー」(400円)のノンアルコールビールなど。タコス2つにポテトフライとスープが付いた「タコス2p&ポテトセット」(980円)などのセットメニューもある。

 「とにかく沖縄タコスを広めたい気持ちで開店した。皆さんに食べてほしかったので、世代も幅広く、商店街もにぎわっている大久保の街を選んだ。タコスとタコライスで迷ったら両方食べられる『サンパチセット』(1,000円)もあるのでぜひ一度食べにきてほしい」と来店を呼びかける。

 営業時間は、11時~14時、17時~20時。火曜、第2・3水曜定休。

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