食べる

津田沼にスパイスカレー専門店「イートゥー」 写経もできる自習室も併設

店舗外観と店主の飯村さん

店舗外観と店主の飯村さん

  • 10

  •  

 スパイスカレーと写経や自習室利用もできる「カレー&スペース イートゥー」(習志野市津田沼5)がオープンして1月21日で1カ月たった。

和風キーマカレー

[広告]

 2021年まで大阪で14年間、カレー店を営んできた店主の飯村光浩さんが開いた同店。カウンター2席、6人テーブルと4人テーブルが1卓ずつの計12席を用意する。

 飯村さんは「カレーは15種のスパイスに、タマネギ、トマト、セロリ、ニンジン、リンゴ、カボチャ、ジャガイモ、ナッツ類などを入れ、小麦粉と化学調味料を使わずルーを仕上げ、グルテンフリーにも対応している。卓上にあるナンプラーを途中で入れて『味変』で楽しんでほしい」と話す。

 メニューは「チキンカレー」「和風キーマカレー」「ベジタブルカレー」(以上1,000円)に「チキンベジタブルカレー」「和キーマ&ベジタブルカレー」「只今の限定カレー」(以上1,200円)など。

 辛さは基本の「普通」に、普通の30倍の辛さの「辛口」、普通のルーにココナツミルクとフルーツと辛さを抑えた「甘口」、メニューには載せていないが、唐辛子とコショウ、辛くなるスパイスを抜いて作った「ゼロ辛」もある。

 生卵(50円)、干しブドウ(100円)などのトッピングに、「コーラゼロ」「グァバ」「アイスコーヒー」(以上400円)のソフトドリンクや「ビール」「角ハイボール」「焼酎」(以上550円)などのアルコールも提供する。

 同店2階は1,000円で写経体験ができるスペース。筆、墨、紙、手本などを準備し、手ぶらでも楽しめるようにする。1時間400円で自習やコワーキングスペースとして使うこともでき、電源や無料Wi-Fiもある。

 2階スペースについて、飯村さんは「私は仏教徒ではないが、大阪にいた時は毎月、お寺で写経をやっていて、写経の楽しさを知ってほしいと思い始めた。ここで気に入ったら好きなお寺で写経を体験してほしい。電話やウェブ会議などの会話はできないが、自習室、コワーキングスペースとして集中する場所として使ってもらえれば」と話す。

 津田沼で出店して1カ月がたった。「大阪の店があったビルが取り壊しになったことと、実家が津田沼で、両親が高齢なこともあり同居する目的も兼ねて津田沼で再オープンした。私も今年還暦を迎えたので、生まれ育った土地のこの店で最後まで頑張りたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は、11時~14時30分、17時~12時(土曜・日曜は11時~21時)。月曜・火曜定休。

ピックアップ

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース