習志野シティFCが12月24日、「天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会」千葉県予選の開幕戦でATLETICO君津と対戦する。
習志野シティFCとトレーニングマッチをしたZION FOOTBALL CLUB(左)
習志野シティFCは、千葉県社会人サッカーリーグ1部に所属する2019(平成31)年4月に発足したフットボールチーム。「習志野市からJリーグへ」をコンセプトに活動する。
天皇杯開幕戦に先立ち「ZION FOOTBALL CLUB」とトレーニングマッチを10日に行った。前半に先制点を許したが積極的に相手陣地に攻め込み、後半選手も兼任する尾亦弘友希監督がフリーキックを決め同点に追いつくも終了間際に追加点を奪われ、1対2で惜しくも敗れた。
尾亦監督は天皇杯に向け、「本来サッカーは45分ハーフだが天皇杯予選は35分ハーフ。10分短くなるので、最初に点が取れるかが勝負のポイント。いかに攻撃的に振る舞えるかをチームのテーマとして練習でも試合の中でも意識してプレーしているので、いかに早くゴールを決められるかが大事になる。1勝して今年最後の公式戦を締めくくりたい」と勝利へ意気込みを見せる。
キャプテンの岡本潤哉選手は「今年4月からキャプテンを務めているが、20歳から37歳まで幅広い年齢層の選手がプレーしているのを見てきて、みんなに共通するには本当にサッカーが好きであること。そのうえで勝つことを目標に活動している雰囲気はすごく良い。天皇杯は今年の締めくくり。やってきたことを全部出して攻撃的な試合で勝ちにいくので、応援していただければ」と来場を呼びかける。
開幕戦はフクダ電子スクエア(千葉市中央区)で行う。