習志野市内の神社を年明けから、多くの初詣客が訪れる。
中には藤原師経(もろつね)、藤原師長(もろなが)が参拝したことや、二宮神社(船橋市)の七年祭りでみこしが立ち寄ることで知られる菊田神社(津田沼3)、豊臣の武将が関東に逃れてきた際、大阪の誉田八幡宮を勧請してできた誉田八幡神社(大久保4)など歴史の深い神社もある。ほかにも、期間限定の御朱印があることで知られる大原神社(実籾1)、1450年前後に定住していた千葉氏が創建したといわれる八幡稲荷神社(東習志野2)、旧藤崎村の産土神で1180年創建されたと伝えられている子安神社(藤崎1)、夏祭りの神輿のスタート地点となっている八坂神社(津田沼1)などがある。
初詣について、菊田神社は「出雲大社を起源として、習志野の街を1200年見守り続けている歴史ある神社。習志野の方にはぜひ正月に当神社に参拝し、幸せで、健康で、すてきな一年を過ごしてほしい」と参拝を呼びかける。
習志野警察署は「コロナ前の人混みやにぎわいが戻ると思われるので、初詣で参拝する際には神社仏閣の誘導や指示に従い、落ち着いて、安全に気を付けて参拝してもらいたい。交通量も増えると予想されるので、交通事故を起こさないように安全運転を心がけてほしい。もし事故や落とし物があれば、警察に連絡を」と呼びかける。