「習志野ラーメンカーニバル2023」の表彰式が12月26日、習志野商工会議所行われ、2年続けて1位の「麺屋時茂　京成大久保店」（習志野市大久保1）が表彰された。

竹谷実行委員長から表彰される正木さん

　同イベントは9月19日～11月30日、習志野市から京成大久保駅周辺から7店、実籾駅周辺から4店、谷津駅・京成津田沼駅周辺から2店のラーメン店が参加したスタンプラリーイベント。昨年は大久保・実籾エリアで「大久保・実籾ラーメンスタンプラリー」として開催された。総参加登録数は昨年の1725件から2300件に増えた。

　昨年に引き続き獲得スタンプ数で1位となった同店は、しょうゆ味と塩味で別々の鶏白湯スープを使っていることや、つけ麺のスープが冷めないよう提供時にIHヒーターを導入していることなどが特徴。受賞について、店主の正木弦さんは「このような光栄な賞を頂き、皆さまからたくさんの応援を頂けたことに感謝したい。今年から、私が幼いころ母に連れて行ってもらい、おいしさに衝撃を受けて通い詰めたパンケが参加するので、特別な思いで参加した。習志野には素晴らしいラーメン店がたくさんあるので、それを一人でも多くの人に知ってもらいたい」と話す。

　同イベント実行委員長の竹谷嘉夫さんは「習志野市全域を対象とした今回は、大久保・実籾地区のみだった昨年より参加店は10から14に増え、参加者数も2倍になった。どの地域でも、どうやってまちおこしするかが課題になる中、習志野市においしいラーメン店がたくさんあることは立派な地域資源になる。ラーメンを通して、世界中の人が訪れる街・習志野となるよう頑張っていきたい」と話す。

　宮本泰介習志野市長は「このイベントで習志野のラーメン文化が全国に発信されてうれしい。ラーメンを通して習志野を世界に広める委員長の活動は、市としても力添えできる限り盛り上げていきたい」とコメントした。