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鹿野山少年自然の家・富士吉田青年の家、創立50周年で記念式典

鹿野山少年自然の家・富士吉田青年の家、創立50周年で記念式典の様子

鹿野山少年自然の家・富士吉田青年の家、創立50周年で記念式典の様子

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 「鹿野山少年自然の家」「富士吉田青年の家」創立50周年記念式典が1月23日、プラッツ習志野(習志野市本大久保3)で行われた。

宮本泰介習志野市長によるあいさつ

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 習志野市内の公立小学校4~6年生を対象に「セカンドスクール(宿泊自然体験)」事業を行う両施設。集団宿泊での交流や、自然との触れ合いの中で「学校や家庭では得難い体験の提供と、利用団体の教育目標への支援」「青少年の規律、共同、奉仕などの徳性と教養の向上を図ること」を目的に、それぞれ習志野市が開設・運営する。

 「富士吉田青年の家」は富士山の北麓、海抜875メートルの場所にある。同施設を拠点に、富士登山や東海自然歩道をはじめ、日帰りの軽登山やサイクリングなど野外活動のコースを多数用意。スキー・スケート場が近くにあるため、ウインタースポーツの拠点としても活用されている。

 「鹿野山少年自然の家」は千葉県君津市にある施設で、指導員全員が学校職員経験者。ハイキングや自然観察の拠点としても活用されている。

 両施設とも習志野市外の団体の利用も可能で、富士吉田青年の家は目的を持った4人以上の団体、鹿野山少年自然の家は10人以上の団体が使える。

 式典では習志野市青少年育成団体連絡協議会、退職校長会、各校長、各スポーツ協会などの関係者があいさつや祝辞を行った。創立50周年を記念し作成した記念誌「50年のあゆみ」の発表もあった。

「富士吉田青年の家」所長の渡邊潔さんは講話の中で、「富士山が2013(平成25)年7月に世界文化遺産になったことで、施設のキャッチフレーズとして『習志野には世界遺産がある』を掲げ、市民への周知を図っている。現在は習志野と富士吉田市を結ぶ高速バスも1日1往復運行するようになり、本市からのアクセスも非常に便利になったので、習志野市民の皆さんに大いに活用いただきたい」と呼びかける。「富士吉田青年の家が今日まで果たしてきた教育施設のとしての役割と、市民の憩いの場としての役割、その両翼がどちらも平行に羽ばたき続けること、今後も両施設が習志野市民の皆さんと共に、60年、70年、100年の未来にわたり発展していけることを切に願っている」と話す。

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