千葉ポートアリーナ（千葉市中央区）で6月21日・22日に行われた「千葉県高等学校総合体育大会体操競技」の男子体操競技で市立習志野高校体操競技部の荻野英之助くんが、女子体操競技では坂田波音さんが、それぞれ全国大会出場を決めた。団体競技では男子・女子とも2位で全国大会を逃した。

習志野高校体操競技部部員と男子　蒲原彰吾監督、女子　相樂光昭監督、布施勝仁トレーナー

　荻野くんは小学1年生の時に体操を始め、同部が地域の子どもたちに行っている体操教室にも参加。そのアットホームな雰囲気に引かれ習志野高校に進学。現在も1時間以上かけて自宅から通っている。得意な種目は平行棒とあん馬。将来の夢は「オリンピックの団体で金メダルを取ること」で、目標の選手は東京オリンピック金メダリストの橋本大輝選手。全国大会に向けては「誰よりもきれいな演技をするので、皆さん見てほしい」と話す。

　坂田波音さんの得意な種目は床と跳馬。「決勝まで行きたい。けがをしないで一日一日を大切にして、諦めないでポジティブに演技を行っていきたい」話す。将来の夢は「体操ができるお母さん」。

　2人は千葉県代表として8月7日～9日、愛媛県総合運動公園体育館（愛媛県松山市）で行われる「全国高等学校総合体育大会体操競技」へ挑む。