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習志野のそば店「なかや」がリニューアル 車いすへの対応も

食工房なかや 外観

食工房なかや 外観

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 習志野のそば店「食工房 なかや」(習志野市谷津4)が7月24日、リニューアルオープンした。

車いすが通れるように配置された席とテーブル

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 谷津遊路商店街で「そば処 なかや」として開店し、今年で11年目を迎える同店。2023年10月、建て替えのためいったん閉店し、今回、リニューアルオープンした。店舗面積は21坪で、席数は36席。

 リニューアルのタイミングで店名を「食工房 なかや」に変更した理由について、店主の平本清志さんは「前から出前に対応してほしいとの声があったが、うちの店は十割そばなので時間がたつと麺が伸びてしまい対応できなかった。リニューアルに当たり、おいしい讃岐うどんの仕入れ先を見つけたので、準備ができ次第、うどんで出前にも対応する予定。そうしたことから、店名を食事処に変更した」と話す。

 「近くに谷津保健病院、東京湾岸リハビリテーション病院があり、車いすで来る方が多く、前の店舗では窮屈だった。リニューアルに当たり、車いすで来店しやすいよう席の間隔を広くし、椅子と交換して車いすのまま食べたり、ベビーカーを横に置いて食事ができようにした」という。

 メニューは「かけそば」「かけうどん」(以上693円)、「鳥南ばん」(979円)、「鴨南ばん」(1,078円)、「みそ煮込みうどん」(1,100円)、「そば&うどんセット」(880円)の麺類をはじめ、店主「お薦め」の天丼、親子丼、牛丼などの小丼とそば、うどんを選べる「小丼セット」、「店長の一押し定番食 チキン南ばん・エビフライ」(以上1,100円)などの定食を用意、生ジョッキ(473円~)、日本酒(470円~)の酒類もある。

 みつまめ(759円)、あんみつ(869円)、白玉クリームあんみつ(979円)などの甘味メニューも提供する。甘味メニューは創業1914(大正3)年の老舗甘味処「寒天工房 讃岐屋」(東京都豊島区)と提携したもの。平本さんは「父が讃岐屋の店主と古くからの知り合いであったことから、提携メニューを提供することになった。讃岐屋は普段は百貨店や催事への商品の卸が中心で、店で讃岐屋の味を楽しめるのは珍しい。これからも地元に合った食を提供したい」と意気込みを見せる。

 営業時間は10時~15時。月曜定休。

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