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旧習志野文化ホールのパイプオルガン移設 クラウドファンディングで判断へ

旧習志野文化ホールのパイプオルガン(2023年1月13日撮影)。

旧習志野文化ホールのパイプオルガン(2023年1月13日撮影)。

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 旧習志野文化ホール(習志野市谷津1)のパイプオルガン移設費用について、習志野市がクラウドファンディングで協力を募ることになった。

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 2023年3月末より建て替えに向けて長期休館中の同施設だが、1978(昭和53)年の開設時から親しまれていたパイプオルガンについては詳細不明のままだった。そうした中、8月21日に市役所で行われた記者会見で、「設置の可否についてはクラウドファンディングを行い、パイプオルガンの再設置を問う方針」とコメント。26日、ウェブサイトでも発表した。パイプオルガンの移設費用は現時点で、1億5,000万円がかかる見込みだという。

 クラウドファンディングの目標金額については、9月20日以降に正式に決める。現時点では、10月1日~31日までの1カ月を実施期間とし、達成時には新しいホールへパイプオルガンを移設する。ただし目標金額に届かなかった場合は支援金を全額返金し、新ホールへの移設は行われない予定。

 旧習志野文化ホールのパイプオルガンは、国内の公共施設として初めて設置されたもので、独ベッケラート社製。3512本のパイプが備えられており、休館するまで数々のオルガニストに愛されてきた。

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