「平和を願う朗読会 in ならしの」が実籾コミュニティホール(習志野市実籾5)で9月28日開催される。指導は柳澤節子さん、協力は習志野朗読会「こぶし」、後援に習志野市教育委員会。
同朗読会は2部制で開催され、第1部では「ともちゃんのおへそ」「タマネギ色のなみだ」「かわいそうなぞう」「十三夜」「ウミガメと少年」が朗読される。
第2部では朗読される「焼けあとのちかい」の作者・半藤一利さんとともに高校時代、習志野で育った現在も習志野市在住のエッセイストの坂崎重盛さんをゲストに迎え、第四中学校放送委員会の有志も参加する。「ホタル帰る ―赤いテープ―」「一万人目のプレゼント」「続・窓ぎわのトットちゃん」なども朗読する予定。
地域の文化・レクリエーションなどの活動やコミュニティーの拠点として使われている同ホール。朗読会開催について、藤代茂雄館長は「戦争が世界各地で絶え間なく起こり、ニュースでも毎日のように報道されているこの現代社会。平和な日本でも戦争体験は次世代につなげていくべきもので、それを取り上げて朗読することは社会的にも、日本全体で必要なことであり大変意義のある朗読会。特に習志野市は平和宣言をしている街。だからこそこの朗読会は普段戦争が身近にない日常の中で、平和とは何かをもう一度見直す、しっかりと向き合って考える機会になれば。ぜひ参加してほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は13時~16時(12時30分開場)。入場無料。