「休日の音楽鑑賞教室~市民のためのオーケストラ入門~」が11月9日、袖ケ浦体育館(習志野市袖ケ浦5)で開催される。
同演奏会は「オーケストラの演奏をたくさんの人に聴いてほしい」と、普段は学校のプログラムとして開いている音楽鑑賞教室を地域住民向けに広く参加を募るもの。演奏を担当するのは、プロオーケストラの千葉交響楽団。毎年50回ほどのコンサート演奏を行い、年間100校ほどで「小中高校音楽鑑賞教室」や特別支援学校への訪問演奏を行っている。指揮は、読売日本交響楽団や東京交響楽団、大阪交響楽団など全国のオーケストラで指揮してきた松村秀明さんが担当する。
プログラムは2部制で、1部ではモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」やベートーベンの「交響曲第5番ハ長調作品67『運命』より」など全6曲を演奏。「指揮者体験」では、ブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」を指揮することができる。2部ではバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの「楽器体験」で、指揮者体験、楽器体験はいずれも当日申し込み、抽選となる。
主催する公益財団法人習志野市文化スポーツ振興財団の担当者は「習志野文化ホールが休館中だが、市民の文化体験を途絶えさせないようにと今回の演奏会を企画した。体育館というホールとは異なる空間で、迫力のあるオーケストラを間近に鑑賞できるのはなかなかない機会。音楽が好きでも遠出が難しい年配の方から子育て中のパパ・ママ、お子さまに楽しんでもらえれば」と参加を呼びかける。
14時30分開場、15時開演。全席自由。体育館内は土足厳禁のため要室内履き持参。入場料は、一般=1,000円、小中高学生=500円、未就学児無料で0歳児から入場可。チケットは、カンフェティのウェブサイト、同財団文化課、袖ケ浦体育館、習志野市商店会連合会で扱う。