
習志野市の各高校で4月8日、入学式や始業式が行われ、帰りに定期券を購入する生徒らで京成津田沼駅には長蛇の列ができた。
新学期が始まり、習志野高校(習志野市東習志野1)で始業式、津田沼高校(秋津5)と東邦大学付属東邦高校(泉町2)で入学式が行われた。
4月から京成松戸線となって初めて迎える定期券購入の行列に、同駅では改札前に学割定期券購入用の窓口を開設。複数の駅員が対応したり、ほかの利用者の邪魔にならないよう列を整理したりするなどして対応したが、親子連れで定期券を購入する人など100人ほどが並び、駅構内だけでは収まらず「サンロード津田沼」へ伸びる連絡通路から外の階段まで行列ができた。
入学式を終え親子で並んでいた津田沼高校の女子生徒は「受験が終わって、やっとこの日を迎えた。将来はイラストレーターになりたいので高校でいろいろな経験をしたい。定期券購入でこんなに並ぶと思わなかった」と話し、母親は「休みの間は不規則な生活をしていたので、入学を機に規則正しい生活をしてほしい。再来年は下の子どもも高校入学するので、定期は早めに買うよう教えてあげたい」と話していた。
同じく行列に並んでいた習志野高校2年の男子生徒は「昨年も行列に並んだので、今年は早く買おうと思っていたのに結局また並ぶことになって反省している。3年こそは早く買えるよう、2年は予定やタスクを前倒しで行動できる人になれるよう頑張りたい」と意気込みを見せる。