習志野市在住の糸かけ師「吉笑」さんのアート作品が8月1日から、京成電鉄実籾駅の中央に展示されている。
糸かけアートとは、板に打ち付けた釘の間に、糸をかけて幾何学文様または図案など等の模様を生み出すアートである。糸かけ工房「Desafio(デサフィオ)」を主宰する吉笑さんは、「明るく、笑って、楽しく」糸かけできるワークショップを開いている。
吉笑さんは毎日実籾駅を利用している。「駅の片隅にでも自分の作品を置いてほしい」という思いが芽生え、駅員に直談判した。駅構内の新たな装いを計画していたタイミングだったこともあり、改札口中央に展示されることになった。
「作品の設置に当たり、実籾駅員の方々が温かくサポートしてくれて感謝している。いつか実籾駅装飾担当者とコラボしたい」とほほ笑む。
他にも、改札口の外側に向けて糸かけ師「啓莉」さんデザインの作品を展示している。タイトルは「カニとセミ」。
作品は定期的に入れ替えるという。