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中学生チアダンサー望月杏実さんが世界大会で二冠 習志野市長に報告

望月杏実さんと宮本泰介市長

望月杏実さんと宮本泰介市長

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 習志野市立第四中学校(習志野市東習志野3)3年の望月杏実さんが6月17日、習志野市役所を訪れ、宮本泰介習志野市長らへチアダンスの世界大会で優勝したことを報告した。

望月杏実さんに花束が贈呈された

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 「2025 ICUジュニアワールドチェアリーディングチャンピオンシップ」ジュニアポン部門と「2025ザ・ダンスワールズ」シニアラージポン部門の双方で1位に輝いた望月さん。姉がチアダンスを習っているのを見て、「自分もやりたい」と思ったことがきっかけで幼稚園の年長でチアダンスを始めた。普段は平日1日と土曜・日曜の週3回ほど練習を行い、小さい頃から目標だったという世界大会出場を果たした。日本代表に推薦された際は「日の丸を背負うことのプレッシャーもあったが、とにかく練習した」と当時を振り返る。

 本場アメリカでの挑戦では、準決勝でチームジャパンが1位通過した知らせを受け、決勝に向けてかつてない緊張感を味わったが、その中で全力を出し切ったという。「会場で日本国旗を掲げチームメートと抱き合った瞬間は一生忘れません」とも。

 報告会では、宮本市長が快挙を称賛した。相原和幸議長は望月さんの努力と家族の支えをねぎらい、「多くの人と笑顔で関わり、楽しんでほしい」と激励。小熊孝志教育長は「世界一というのは大変な努力の過程が大切。その努力を自信にしてほしい」と、今後の活躍に期待を寄せた。

 望月さんは「今のスタジオで幼稚園の時からチアを続け、チアが好きな気持ちはもちろん、先輩が世界出場を目標にやってきた恵まれた環境や家族のサポートなど全てに感謝している」と気持ちを伝えた。

 チームスローガンは「一期一会」。「チアを通しての出会いや学びを大切に、一回一回の練習や大会を大事に取り組んでいきたい」と意気込みを見せる。今季は世界大会には挑戦せず国内大会に注力し、将来は「高校で部活動としてダンスを続けたい」という。

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