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津田沼で「竹灯籠と舞の夕べ」 「ふるさと」をテーマにステージ披露

おわら風の盆

おわら風の盆

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 津田沼一丁目公園(習志野市津田沼1)で9月6日、「竹灯籠と舞の夕べ」が開催された。

ともる竹灯籠

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 今年で13回目となる同イベント。前日の台風の影響もなく、予定通り夕方から開催された。主催者のあいさつで始まり、月村路子さんによる和太鼓と田中さとこさんによるピアノのコラボレーション演奏が行われ、軽やかな和太鼓のリズムとピアノの調べで聴く人を魅了した。

 その後、ハクビ京都きもの学院の生徒による着物ショーが行われた。ステージ上で次々と変化する帯結びや、秋にも着られる浴衣の提案する内容のダンスも披露された。

 辺りが暗くなり始めた18時25分ごろ、宮本泰介習志野市長が駆け付け、「毎年この場所に来ると『まさに秋が始まったな』という気がする」とあいさつし、竹灯籠の点火式を行った。

 その後もステージショーが行われ、小山貢将さん・小山貢千瑚さんらによる津軽三味線の演奏、湖口結子さんによる「ふるさと」などの歌唱披露に続き、最後は「千葉越中おわら節同好会」によるおわら風の盆が披露された。おわら風の盆は、編みがさをかぶって踊るため顔の表情が見えない分、手先の動きで美しさや若さを出す工夫を重んじる特徴ある踊り。ゆったりとした動きは、竹灯籠の明かりを表すように幻想的な夜を演出した。

 津田沼一丁目商店会の杉林昇会長は「テーマは『日本らしいイベントを』『大人のために何かできないか』という思い。さらに、(イベントを)始めた頃がちょうど東日本大震災の年だったため、『ふるさと』の3つを掲げている。なので屋台もなく、ゆっくり皆さんに楽しんでもらいたいと思っている」と話す。

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