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習志野・茜浜で「WOW!FES」 来場者3500人超来場

会場の雰囲気

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 「WOW!TOWN幕張」(習志野市芝園1)で10月19日、「WOW!FES 2025」が開催された。

WOW!FES開催メンバー

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 会場には、家族連れや学生、地域企業の関係者など幅広い層が訪れ、想定の2000人を大きく上回る約3500人が来場した。昨年の1000人から約3倍となり、地域に根ざしたイベントとして大きな進化を遂げた。

 主催した同店のストアマネジャー、磯野祐介さんは「地域の出店者や出演者の協力があってこそ、無事に開催できた」と話す。特に今年はSNSでの反響が大きく、投稿のシェアや口コミを通じて初めて来場する人も多かったという。これまで同店の利用客が中心だったイベントが、地元習志野市の学校、企業、ダンスチームなどさまざまな層へと広がりを見せた。

 会場では、「キッズレーサーランド」「ティラノレース」「カインズDIYパーク」など体験型イベントも多く行った。習志野市在住の小学生で結成されたアイドルユニット「Milky ribon」のよる『アイラブ津田沼』の熱唱を皮切りに津田沼高校吹奏楽部の演奏、オービック・シーガルズ専属チアリーダー「SEA-Cheer」によるパフォーマンス、子どもたちのダンスバトルなどのプログラムが続いた。また別のステージでは「ならしのはぼくのまち」のメンバー達が踊る『ならしのいんせき音頭』も披露されダンスに盆踊りと賑やかなイベントとなった。

 夕方からは本降りの雨の時間もあったが、スタッフは迅速に対応。メインステージ横にテントを集めて臨時ステージを設営し、ビンゴ大会やアーティストのライブを開催。予定していたマイク眞木さんとかのんぷさんのステージは、急きょガラス張りのショールーム内に変更して行った。雨にもかかわらず、観客は最後まで熱気を失わず拍手を送り続けた。

 フィナーレの花火は悪天候のため一部のみとなったが、参加者からは「スタッフの工夫で最後まで楽しめた」という声が多く聞かれた。想定を超える人出により、周辺道路や駐車場で混雑が発生するなどの課題もあったが、磯野さんによると、「来場者の満足度は高かった」という。

 当日は習志野市の宮本泰介習志野市長をはじめとした多くの関係者も訪れ、今後の地域活性化に向けた意見交換も行われた。磯野さんは「地域と共に育つフェスとして、次回は、より多くの人が快適に楽しめる運営を目指したい」と意気込みを見せる。

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