習志野市立第四中学校(習志野市東習志野3)の校庭で12月6日、実籾マルシェ実行委員会による「けやきフェスタ後夜祭&スカイランタン」が開催された。
「なわとびが20回飛べますように」と書かれた高原さん家族のランタン
スカイランタンは、参加者がランタンに願い事を書き夜空に揚げるイベント。当日は約200基が夜空を彩った。1基につき5人まで書き込め、打ち上げの後は各自持ち帰った。
同委員会では2年ほど前からスカイランタンの実施が会議で話題に上っていたが、経験者と未経験者の間で、スカイランタンの魅力や安全の観点からさまざまな意見を交わし、検討を続けてきた。昨年、同委員会が第四中学校のけやきフェスタを支援したことをきっかけに、今年も協力する中で「学校の校庭を借りてスカイランタンができないか」という案が上がり、校長の承諾を得て初の開催が実現した。
今回の責任者で、太郎飯店(実籾2)店主の白井良太郎さんは「初めての開催で、なおかつ学校という公共施設を使うため、安全面について協議を特に入念に行った」と話す。告知はインスタグラム、ポスター、チラシなどで行い、参加の申し込みは予定していた200基に達したという。
当日は家族連れの参加も多く見られた。千葉市から家族5人で参加した高原沙織さんは「子どもが学校からチラシを持ち帰ってきて知った。以前から興味があったが遠方でのイベントばかりで参加できなかった。こんなに近くで開催されるのはうれしい。家族5人、それぞれで願い事を書けて、とてもきれいで感動した」と話していた。
今後について、白井さんは「地域活性化が目的なので、これからも地域の人に愛され、楽しんでもらえる企画を考えていきたい。当会主催の『みもみマルシェ』でも、今まで来場してくれた方が参加型で楽しめるような企画も来年以降、考えている。スカイランタンも好評だったので、地域が盛り上がるのであれば継続も視野に入れている」と話した。