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習志野の秋津コミュニティでコンポスト作りワークショップ

午前の部に集まった5組の参加者と秋津コミュニティのスタッフ、主催するearth FUNTRY!(アースファントリー)のみなさん

午前の部に集まった5組の参加者と秋津コミュニティのスタッフ、主催するearth FUNTRY!(アースファントリー)のみなさん

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 「earth FUNTRY!」(アースファントリー)が9月28日、習志野の秋津コミュニティ(習志野市秋津3)で初となるコンポスト作りのワークショップを開催した。

波板にキリで穴を空けている様子。大人も子どもも真剣

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 習志野市内の小学校や地域でのワークショップを通じて、子どもも大人も環境問題に前向きに楽しく取り組めるきっかけを提供しながら、SNSでもさまざまな情報を発信している同団体。代表の渡邉美玲さんは「1年ほど前から秋津コミュニティと関わるようになった。ここは住民の皆さんが優しくて、温かい空気が流れている場所。今回、秋津コミュニティで初めてのワークショップだったが、たくさんのサポートを受けながら実現することができた」と話す。

 今回、「ミニ・キエーロ」という黒土を使いコンポスト化する。堆肥として利用する一般的なコンポストとは違い、土のかさが増えないため「マンションのベランダや一人暮らし世帯でも導入しやすく、虫や臭い気にならない」という。材料も、黒土を入れるプランターと、ふたとなる透明な波板、木片と、「シンプルで軽量・小型なもの」となる。

 当日、午前・午後の2部制で地元住民らが参加。午前の部では、5組10人が参加。初めての工具に緊張する子どもたちや、久しぶりに手にした金づちに戸惑う大人たちが約2時間のワークショップに臨んだ。秋津小学校に通う小学3年の児童と参加した父親は「とても楽しく、勉強になるワークショップだった」と目を細める。児童も「このコンポストで、家の生ゴミを減らしたい」と力強く答えた。

 渡邉さんは「みんなで一緒に同じものを作れて本当に楽しかった。けがもなく終えられて、企画して良かった」と振り返り、参加者からも拍手が寄せられた。

 同団体は今後も習志野市を中心に、環境問題やSDGsに関わるワークショップなど、さまざまな活動を進めていくという。

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