
「CAFE 笑心わらころ」(習志野市実籾5)が9月5日、実籾にオープンした。場所は、5月31日に閉店した「E+PLACE ENGLISH & CAFE」跡。
大久保で営業していた「笑心(わらころ)」も同日で営業を終了し、新天地での再スタートとなった。メニューは野菜デリやおにぎりを主力としながら、大久保時代に人気を集めたふすま粉コッペパンも数量限定で販売。これまで母・永井潤子さんと共に店を切り盛りしてきた北川千晴さんが、新店では店主を務める。
北川さんは「新しい土地、新しい業態で店主としてスタートすることは正直プレッシャーもある。大久保時代から母を応援してくれたお客さま、『E+PLACE』を支えてくれたお客さま、そしてこれから出会う新しいお客さま、皆さまに笑顔になってもらえるよう、カフェだからこそできることを考えていきたい」と話す。「ふすま粉を使ったコーヒーに合うデザートも開発している」とも。
早速、大久保時代の常連客や「E+PLACE」の常連客も訪れ、開店を祝った。永井さんは「皆さまの笑顔に迎えられ、改めて地域に支えられていると実感した」と振り返る。
「ランチプレート」(1,200円~、15時まで)は、メイン料理にデリ4種、ライス、ドリンクが付く。おにぎりセットも用意。それぞれ単品での注文とテイクアウトも可能。このほか「E+PLACE」で人気だったという自家焙煎(ばいせん)ブレンドコーヒー「習志野ブレンド」(500円)やタピオカミルクティー(520円)も提供する。
食材には「以前から縁がある」という、実籾駅近くの「おばた農園」の野菜や、永井さん自身が同園内で栽培した野菜も使う。「ここでしか食べられない珍しい食材を提供することもある」という。
永井さんは「娘には『絶対大丈夫』と伝えて背中を押している。お客さまに申し訳ない気持ちもあるが、自分たちが無理なく続けられるペースを大切にすることが、結果として、心からの笑顔を提供できることにつながると思う。お客さまと私たち自身、どちらも笑顔になれる場を作っていきたい」と話す。
営業時間は11時~18時。日曜・月曜定休。