プラッツ習志野多目的広場(習志野市本大久保3)で10月8日、市民主催のイベント「Co-展(こう展)が3年ぶりに開催される。
学生と一緒に作ったフライヤー 人のつながりを一筆書きのように表現し、2枚並べても線が途切れない
当日は、市内外の飲食や雑貨、個人や学生による工作などのワークショップ合わせて20組以上が参加する。3年前は1000人以上の来場があったという。
主催は、市内在住のコーディネーターNORIさんを中心に市内在住のメンバーや千葉工業大学の学生など。NORIさんは7年前に習志野市に転居し、2017(平成29)年にトライアル開催を行った。 「市内でのさまざまな活動を通して多くの人に出会った。市内の3大学を集めた青空写真展開催の話があり、それならばこれまで出会った人たちと、それぞれが得意を持ち寄って『まちの文化祭』のようなことができないかと勢いだけで始めた」と振り返る。
2018(平成30)年からは千葉工業大学の学生と一緒にロゴなども制作し、本格的に活動を開始。年2回開催してきたが、コロナ禍で2020年から活動は休止していた。活動への思いは、「人という点がつながって面ができると、それが文化につながっていく。そうして暮らしが豊かになったら。子どもたちが大人になった時に『自分たちの地元はいいところだ』と思ってほしい」と話す。
今回のテーマは「わくわくは、つづく」。NORIさんは「コロナによって途切れてしまった過去を感じつつも、過去を振り返るのではなく、前を向きたい。『わくわく』が未来に続いていくイメージになっている」と話す。
開催時間は10時~16時。雨天時は翌9日に順延。