習志野の市民プラザ大久保(習志野市大久保4)で現在、「習志野の歴史展 第2回」が開催されている。
同展で写真や資料を展示している「下総三山の七年祭り」は、習志野市、船橋市、八千代市、千葉市にまたがる9つの神社が寄り集まって行う祭り。丑(うし)年と未(ひつじ)年に行われ、7年ごとに行うことから「七年祭り」と呼ばれ、千葉県指定無形民俗文化財に指定されている。
2021年が7年目だったがコロナウイルス感染予防の観点から、街を歩くことはせず、みこしをトラックに載せて地域を巡るなどして行われた。
同館の関勇豪館長は「下総三山の七年祭りは安産を祈願し、子どもがしっかり育つよう願いを込める祭り。それぞれの神社に家族としての役割があり、津田沼の菊田神社は『伯父』、実籾の大原神社は『叔母』になる。この展示を通して習志野の歴史に触れてもらえれば」と話す。
開館時間は9時~21時。第2・第4火曜休館。入館無料。10月31日まで。