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台湾ギョーザと台湾火鍋の「太郎厨房」が1周年 飲食店出店も視野に

白井良太郎さん 太郎厨房店舗にて

白井良太郎さん 太郎厨房店舗にて

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 台湾ギョーザや台湾火鍋などを販売する「太郎厨房」(習志野市実籾2)が10月2日で1周年を迎えた。

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 実籾駅から徒歩15分ほどにある同店は、台湾の星付きレストランで修業経験がある店主白井良太郎さんがはじめた店で、ギョーザ(140円~)と台湾火鍋(2,800円~)、台湾饅頭(260円~)等をテイクアウトとネットで販売する。

 台湾では「ギョーザは炭水化物を含む主食」という位置付けで、同店のギョーザも日本のギョーザより皮を厚く作る。「台湾のギョーザで感動したのは日本のギョーザに比べて皮のおいしいさが多彩なこと。なので、8種の漢方を漬けたしょうゆを混ぜた餡(あん)に、台湾の国宝・翠玉白菜(すいぎょくはくさい)をイメージして皮にニラを練り込んだ『翡翠(ひすい)』のギョーザを最初に食べてほしい」と白井さん。

 台湾火鍋は「修業先で得意客だけに提供していたメニューで、私が担当して作っていた。牛骨、鶏ガラ、牛筋を10時間以上煮込んだスープに5種の野菜のペーストや、台湾から取り寄せた15種の香辛料にオイスターソースを加えた日本の火鍋よりも厚みがある味に仕上げている」と話す。

 太郎厨房の店名ついて、白井さんは「台湾で名前は3文字の習慣で、みんなに『良』が名字、『太郎』が名前と認識されて、結果『太郎』と呼ばれていた。後は兄弟みんな名前に『太郎』がつくのが由来」だという。

 1周年については、「ただただ感謝しかない。皮も餡も一つ一つ手作りなので、本場の味をこれからもおいしいと感じてもらい、『ここは私が昔から応援している店だよ』と思ってもらえるような店になれれば。ゆくゆくは店頭で調理済みのギョーザやシューマイ、まんじゅうなども販売したい。将来は台湾で修業したことを飲食店として表現できれば」と意気込みを見せる。

 営業時間は月曜・火曜の12時~17時。ウェブでも注文を受け付ける。

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