習志野市役所で11月12日・13日、「食と暮らしの祭典」と題し、「消防・救急フェア」「第55回ガスフェスタ」「第55回農業祭」が同時開催された。
消防・救急フェアは「秋の火災予防運動」の一環として行った。内容は消防車両の展示や防火服の着用体験、はしご車の体験乗車など。防火服やヘルメットを実際に着用して消防車の運転席や救急車の車内に乗ることができることから、多くの親子連れが訪れた。
ガスフェスタは、最新ガス機器の展示・予約販売を行った。調理機器、給油器、小型湯沸器、衣類乾燥機、警報器、調理器具、暖房機コーナーに分かれ、説明を受けながら商品を選ぶ人でにぎわった。
農業祭は地元習志野野菜の直売、野菜福袋・花の販売、農産物の品評会、野菜で作られた宝船の展示を行ったほか、焼きそば・そば・うどんなどの模擬店も出店した。宝船はJA千葉みらい青壮年部の農家が自慢の野菜を持ち寄って作ったもの。たくさんの野菜で埋め尽くされ会場を彩った。ミモミファームを運営する桜井孝則さんは「3年ぶりに開催できて、皆さんに楽しんでいただけたのはもちろん自分たちにとっても良かった」と話す。習志野市産業振興課の石橋正崇さんは「農産物の品評会は農家の技術を競って上げるためにも大切なもの。農業祭はこれからも続けていきたい」と意気込みを見せる。