JR津田沼駅南口の連絡通路で12月4日、歳末助け合い募金活動が行われた。街頭の募金活動は2年ぶり。
習志野市社会福祉協議会が地域の実情に合わせ、社会福祉を進めるために赤い羽根共同募金と同様、事前に使い道の計画を立てて行う募金活動。当日はボーイスカウト習志野第2団と習志野市社会福祉協議会が協力し、「歳末助け合い募金にご協力、お願いします」と大きな声が響き渡った。幅広い世代に協力を呼びかけた結果、約3万6,000円の募金があった。
活動に参加したスカウトの荒川華衣さんは「いろいろな人に募金してもらえてうれしかった。地域の人たちに元気を届けたい。地域の役に立てれば」と話す。副団委員長の小林恒行さんは「子どもたちには、募金活動を通じて社会とのつながりや社会貢献の意味を、頭だけではなく心身で感じてほしい」と願いを込める。
同協議会の佐伯未季さんは「募金する人、募金を集める人もボランティア。実際に集まった募金を生かして地域の活動につながる。自分の街をよくする仕組みを作っていきたい」と言う。
寄せられた募金は、地域のひとり暮らし高齢者の食事サービス事業の運営、ボランティア団体への支援、障がい当事者団体や障がい者・児の親の会への支援、福祉車両の運行などに使われる。