習志野市高齢者福祉センター芙蓉(ふよう)園(習志野市屋敷4)で3月10日・11日、4年ぶりに「文化祭」が開かれる。
同センターは60歳以上の人が交流し、健康増進や介護予防、趣味活動を楽しむ施設。1日100人以上が利用する。文化祭は、東部保健福祉センターの建物全体を使い、約41サークルが参加するシルバー世代のイベント。
文化祭はコロナ禍の影響で中止が続いていたが、今回は規模を縮小して実施。1階ではシルバー人材センターによる「作品展」、2階では陶芸作品の販売や障がい福祉施設「花の実園」の協力による食品などの販売、3階では習志野警察署による反射速度を測定する「クイックアーム」の体験展示がある。その他、陶芸や手芸作品の販売や、各サークルの絵手紙や写真、塗り絵、水彩画などの展示がされるほか、大広間では、大人の紙芝居、同市が転びにくい体づくりのために考案した「てんとうむし(転倒無視)体操」、「カラオケお楽しみ会」なども行う。
所長の武石厚司さんは「文化祭を通じて、日々利用する方の活動の発表することで、当センターを地域の方にも知ってもらえたら」と話す。
開催時間は、10日=9時45分~16時、11日=10時~15時。