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「習志野に足跡を残した十三人」の展示会 明治天皇からベーブルースまで

「習志野に足跡を残した十三人」入り口にある阪東妻三郎のポスター

「習志野に足跡を残した十三人」入り口にある阪東妻三郎のポスター

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 習志野を訪れた歴史的偉人の記録を集めた「習志野に足跡を残した十三人」の展示会が現在、市民プラザ大久保(習志野市大久保4)で開催されている。

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 大久保商店街協同組合の「習志野の歴史を語る会」が中心となり、習志野を訪れた偉人13人の訪れた際の活動や記録を当時の写真や資料を元に展示する同展。偉人は明治天皇や徳川家康、西郷隆盛、西郷寅太郎、秋山好古、閑院宮載仁(ことひと)親王、三笠宮崇仁(たかひと)親王、賀陽宮恒憲王(かやのみやつねのりおう)、栗林忠道、西竹一、ベーブルース、阪東妻三郎、双葉山の13人。

 ベーブルースは日米親善野球のため来日した際、1934(昭和9)年11月3日に当時の谷津遊園内の谷津球場で練習した際の写真や記録を展示。「阪妻(ばんつま)」の愛称で親しまれ活躍した俳優の阪東妻三郎は1931(昭和6)年に谷津遊園内「大日本自由映画プロダクション・阪妻関東撮影所」を設立した際の写真や記録などを展示している。

 同組合の三橋正文理事長は「ベーブルースのことは習志野の野球の本を書いた方に聞くなど、大勢の方に協力してもらい今回の展示会が実現できた。習志野にこれだけの人が来た事実を、市内に住んでいる中学生や高校生、彼らを教える先生たちに見に来てほしい。興味を持ってくれて、誰かが私たちと同じように習志野の歴史を語り継いでくれれば」と期待を込める。

 開館時間は9時~21時。第2・第4火曜休館。入館無料。5月31日まで。

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