「らーめん柊（しゅう）」（習志野市実籾4）が夏季限定メニュー「ざる中華」（800円）の提供を始めた。

　同店は京成電鉄実籾駅から徒歩10分ほどの場所にあるラーメン店で、11月に5周年を迎える。魚介が利いた「柊らーめん」をはじめ、「黒醤油（しょうゆ）らーめん」「ゆず塩らーめん」（以上800円）などのラーメンに「ギョーザ」（300円～）やライス、アルコールやおつまみなど幅広いメニューを用意する。

　今回夏季限定で始めた「ざる中華」は、麺が冷たくスープが熱い同店の「柊つけ麺」（900円）とは違い、冷やした麺にさらに冷たくなるよう氷を添え、冷たいスープと食べる一品。店主の村上知弘さんは「暑い夏の季節に涼を感じることができるようにと作った」と話す。

　同メニューについての、村上さんは「夏になり、これから暑さが厳しくなる中、夏バテしそうな方、食欲がない方にもスルスル食べてほしくて作った。いつものラーメンのスープよりかつお節を多く使い、魚介感を強くして食べやすくした。具材もチャーシューやメンマといった通常ラーメンにのせるものは使わず、代わりにネギ、ユズ、青じそ、ワサビと薬味の種類を増やして『いかに冷たい麺をおいしく食べるか』にフォーカスした。近くに住んでいる方に、暑い日は当店で涼みながら食べに来てほしい」と来店を呼びかける。

　営業時間は11時30分～15時、17時～23時（金曜・土曜は翌1時まで）。火曜定休。夏季限定メニューは9月末まで。