習志野市役所で11月11日・12日、食とくらしの祭典が開催された。
「農業祭」「ガスフェスタ」「消防救急フェア」の「暮らしに役立つ」3つのイベントから成る同イベント。「つくる喜び、食べる幸せ、ならしの野菜」をスローガンに掲げ、56回目を迎える。
同市産業振興課の森川善文さんは「地産地消を意識しつつ、作る喜びと食べる幸せを通じて、習志野市内でどんな野菜が生産されているのかを理解してもらうのが目的」と話す。
会場では、「JAちばみらい」による「自慢の野菜を持ち寄り作った」という「宝船」が来場者を迎え、野菜の直売や地元野菜の福袋の抽選販売を行った。模擬店には列ができるなどして盛り上がりを見せた。
習志野企業局が主催する「ガスフェスタ」は54回目を迎える。最新のガス機器やガス暖房機器を展示したほか、福引などを実施。屋外にはエアスライダーなどの遊具も設け、多くの子どもたちが楽しんだ。
市庁舎グランドフロアでは、市内の小学生児童から応募のあった児童絵画展も行われた。
「救急消防フェア」では、日頃見る機会が少ない最新の消防車・救急車を展示し、消防服を着て写真撮影ができるスポットを設けたほか、はしご車の乗車体験や消火器による消化訓練体験、煙ハウスの体験なども行い、親子連れで参加する来場者が多く見られた。