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習志野市、子育て世帯へ「新生活スタート応援臨時給付金」支給

年長児の母である原田良美さん

年長児の母である原田良美さん

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 習志野市の子育て世帯への支援制度「新生活スタート応援臨時給付金」支給についての申し込み受け付けが1月4日、始まった。

習志野市、子育て世帯へ「新生活スタート応援臨時給付金」支給

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 習志野市は12月12日、昨年から続く物価高騰に加え、子どもの進学等で特に家計負担が増えると考えられる、年長児・小学6年生・中学3年生の子どもを養育する世帯への支援として、給付金を支給する意向を表明した。財源は国の地方創生臨時交付金を活用し、同市独自の事業として実施する。

 対象児童人数(2023年度現在)は、昨年11月末日時点で本市に住民登録がある2008(平成20)年4月2日~2009(平成21)年4月1日に出生した児童(約1560人) 、2011(平成23)年4月2日~2012(平成24)年4月1日に出生した生徒(約1630人)、2017(平成29)年4月2日~2018(平成30)年4月1日に出生した園児(約1440人)の計約4630人。対象児童1人当たり3万円を保護者などに支給する。保護者の所得制限はない。

 同市から、児童手当「子どもの成長応援臨時給付金(県外転入児童含む)」「未就 学児子どもの成長応援臨時給付金」のいずれかを受給した世帯は申請不要で、1月下旬に振り込む予定。

 給付金支給について、年長児の母である原田良美さんは「学用品や体操服などのほか、ランドセルの準備などもあり入学準備のための費用がかさむため、今回の給付金はとてもありがたく、活用させていただきたい。本当に助かるので、毎年同様に入学準備が必要な世帯の方へ給付が継続されるよう願っている」と期待を込める。

 給付金の使用先については「指定の体操服が比較的高価なため、その購入に充てるほか、自由に選べる学用品については、給付金を活用して子どもに好きなものを選ばせてあげたいと」と話す。「給付金のおかげで金銭面で少し余裕ができるため、金額優先ではなく、子どもの気持ちを優先して選んであげられるのがうれしい」とも。

 申し込み締め切りは2月22日(必着)。

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