「袖ヶ浦地区節分豆まき大会」が1月28日、袖ヶ浦西近隣公園(習志野市袖ヶ浦2)で行われた。
開会前、袖ヶ浦連合長会和太鼓そでっ鼓連が呼び込み太鼓のパフォーマンスを披露。公園周辺の袖ヶ浦地域全体に鳴り響き、近隣の住民が続々と集まった。
開会の言葉とともに開かれた同イベントでは、鬼の顔で行う福笑いである「鬼笑い」や鬼に扮(ふん)した中学生を子どもたちが豆まきで退治する「鬼打ち豆」も。習志野市立第三中学校野球部の生徒らが鬼役を務めた。
その後、祝辞を読み上げた宮本泰介市長、佐々木秀一市議会議長、小熊隆教育長をはじめとした市議会議員や来賓、年女年男の子どもたちが裃(かみしも)を着て、「今年一年が幸せな年になるよう」願いを込めて来場者に向けて豆をまいた。
袖ヶ浦連合長会の太田元幸会長は「細長い袖ヶ浦の地域で、この公園と公民館は中心に位置しているのでイベント拠点になっている。大人だけでなく、学生や子どもたちが集まるこうしたイベントにことはうれしいし、これからもっと袖ヶ浦に若い世代が集まるといい」と話す。
そでっ鼓連代表の鼈宮谷直美さんは「年末年始子ども向け事業」の一つである節分豆まき大会は今年で44年目。これほど長い間開催できているのは素晴らしいこと。子どもたちが地域で集まり幼い頃の思い出をつくることは、ふるさと意識の形成につながると考えているので、大人になっても袖ヶ浦に戻ってきてもらえるよう、子どもたちが楽しめるイベントを続けていきたい」と話す。