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市民プラザ大久保で「古い便りに映った習志野の風景」展 双葉山の写真も

「古い便りに映った習志野の風景」展の入口

「古い便りに映った習志野の風景」展の入口

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 「古い便りに映った習志野の風景」展が2月1日、市民プラザ大久保(習志野市大久保4)で始まった。

市民プラザ大久保で「古い便りに映った習志野の風景」展 双葉山の写真も

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 大久保商店街協同組合の「習志野の歴史を語る会」が中心となり、当時の写真や資料を同会メンバーや地元住民らの方からの寄贈により集まった200枚以上の昔の習志野の風景を写した写真や絵葉書を展示する。

 第35代横綱・双葉山が屋外で土俵入りを披露しているものや、大久保にあった陸軍の歩兵やタンクが平原や設備で演習するもの、当時15連隊に所属していた三笠宮崇仁親王が愛馬を手入れする姿、牧場で飼育されている乳牛、木造の順天堂大学習志野キャンパスの写真やはがき、陸軍将校が描かれた年賀状などを展示している。

 見どころについて、同会のスタッフの明里さんは「大久保の街並みが映る写真や、各写真館の絵葉書を見てほしい。陸軍連隊の絵葉書は多くあるが、周辺の街並みを写したものがなぜか見つからず、今回、奇跡的に発見できた。当時にぎわっていた商店の様子を現在の姿と比較すると面白い」と話す。

 「会の運営を通して習志野に関わる貴重な資料を収集する中、より多くの方の目に触れる機会を作りたいと考え展示会を企画した。100年近く前の絵葉書を通して習志野の歴史に興味を持ってもらえれば」と来場を呼びかける。

 開館時間は9時~21時。第2・第4火曜休館。入館無料。3月31日まで。

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