首都圏散策雑誌「散歩の達人」(交通新聞社)3月号が船橋・津田沼エリアを特集している。発売は2月21日。
2018(平成30)年9月以来、船橋・津田沼の特集を組んだ同誌。約5年ぶりに特集した理由について、編集長の久保拓英さんは「前回特集してから間が空いていて街にも変化がある。津田沼パルコが閉店したほか、2025年4月には京成電鉄が新京成電鉄を吸収合併するなど、文化的、歴史的にも大きな影響がある。ベッドタウンとしても長年にわたり人気があるエリアの情報を伝えたいと思い特集を組んだ」と話す。
久保さんが薦めるのは「結局、津田沼ってどこまでなんだ?」という記事。「住んでいる人でさえも疑問に思う内容だし、中には津田沼市があると思っている人もいる。不動産店などに聞きながら、『この辺りが津田沼』というのを探り、歴史的なことも知ることができる内容にできた」と振り返る。「津田沼さんぽ」では「前回特集時から比べると飲食店の2階に写経室を設けたり、雑貨店でDJイベントが行われたりと、地域の人が交流できる店、地元密着の店が増えている印象。津田沼の新たな魅力を感じてもらえるのでは」と話す。
この他、「プレイバック!津田沼駅前変遷史」「津田沼で洋食気分」「地元大好き企業、『ピザヨッカー』が気になる!」「新京成沿線途中下車さんぽ」「三番瀬から学ぶ干潟を守る意義」など、食や歴史、文化を知ることができるコンテンツを掲載する。
久保さんは「街の中の情報は住んでいても意外と気づかないことも多い。地元にもこんな店や歴史があったのだと楽しみながら読んでいただけたら。地元の方はもちろん、沿線の方、地域外の方にも手に取ってほしい」と呼びかける。
価格は990円。