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習志野のフランス洋菓子店「オウ・コアン・ファボリ」 オープンから半年

「Au coin favori(オウ・コアン・ファボリ)」店内で販売しているサブレ、フィナンシェなどの焼き菓子

「Au coin favori(オウ・コアン・ファボリ)」店内で販売しているサブレ、フィナンシェなどの焼き菓子

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 フランスで洋菓子作りを学んだ店主が営む洋菓子店「Au coin favori(オウ・コアン・ファボリ)」(習志野市実籾本郷)がオープンして、7月7日で半年がたった。

習志野のフランス洋菓子店「オウ・コアン・ファボリ」 オープンから半年

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  店名は「お気に入りの場所、空間」という意味のフランス語が由来。オープンまでの間はマルシェなどのイベント、ネット販売、工房で直接販売する月1回の「スイーツデイ」で洋菓子を販売していた。現在の店では毎週営業し、焼き菓子、週替わりの生菓子を用意するほか、オーダーも受け付ける。店主の谷川真耶さんがフランスでのワーキングホリデーで1年間学んだ本場のレシピを生かし、さまざまな洋菓子を販売している。

 焼き菓子は、「サブレ」(3枚200円)、「フィナンシェ」「ガトー・ド・サヴォア」(以上200円)、「チョコレートブラウニー」(250円)などがある。谷川さんは「小さい子どもが財布を握り締めて買いに来られる価格にとどめたい」と話す。

 JA千葉みらい「しょいか~ご習志野店」(実籾本郷)の裏に店があることから「新鮮なフルーツを仕入れてお菓子づくりに使っている」という。ほかにもイベントの共同開催や、「歌う店長」清野さんがマイクで同店の開店を知らせるなど、「持ちつ持たれつの関係」と谷川さん。8月には、コラボレーションイベント「夏休み親子お菓子づくり教室」も開催する。

 休憩時間に訪れたという、しょいか~ごの多木博美さんは「普段から当店のフルーツを使ってもらっているが、『もも祭り』『メロン祭り』の時にはそれらの果物を使ったスイーツを販売してくれている。今年の春にはマルシェイベントのつなぎ役にもなってもらうなど、本当に世話になっている」と話す。

 谷川さんは「店を構えたことで、よく聞かれては困っていた『どこに行けば買えるか』という質問に答えられるようになり、常連のお客さまやリピーターの方だけでなく、しょいか~ごから来てもらうことも増えた。『少しだけしか買わないので申し訳ない』と言う方も多いが、サブレだけでも大丈夫なので、気軽に来店してほしい。今後はドリンクのテイクアウト販売やベンチの設置も考えている」と話す。

 営業は土曜・日曜の11時30分~17時。

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