習志野高校(習志野市東習志野1)のボクシング部、男子バレー部、柔道部が、6月から千葉県内で行われていた県予選を勝ち上がり、7月後半から四国4県で開催されるインターハイへ出場する。
ボクシング部ではピン級・福留想太君、ライトフライ級・片岡雷斗君、フライ級・石田歩君、バンタム級・島畑翔君、ライト級・野口龍斗君、ライトウェルター級鎌田士竜君の6人のインターハイ出場が決定。主将の鎌田君は「全国制覇を目標にしている」と話す。片岡君は1年生ながらインターハイに出場。監督の関茂峰和さんは「1年生でも全国優勝は充分ありうる」と話す。同高は、アマチュア世界チャンピオンで先日プロデビューを飾った堤駿斗選手もOBで、世界チャンピオンを3人輩出している名門。関茂さんは「全国制覇が目標だが、自分がどれだけ成長したかを実感し選手が満足して大会を終えることを期待している」と話す。インターハイは7月27日から高知県で開催。
男子バレーボール部は県大会決勝を東京学館船橋高校と対戦し、セットカウント2-1で勝利しインターハイの切符をつかんだ。鈴木明典監督は「中学時代実績のないメンバーでも伸びしろがあるメンバーになった。狙うはインターハイ優勝」と話す。主将の大津陸斗君は「習志野高校では日本トップクラスの経験をさせてもらっている。組織的に連携を図り、狙うは日本一。戦ってみたいチームは東福岡高校」と話す。全国大会は8月3日から香川県で開催され、男子バレーボール部は2日目に対戦する。
柔道部は、団体戦は惜しくも木更津総合高校に敗れ全国大会の切符は逃したが、個人戦では60キロ級・近藤耀聖君、73キロ級・黒川龍麿君、83キロ級・伊澤直乙斗君、90キロ級・菊地鷹君の4人がインターハイに出場。田中毅監督は「心技体の強化、道場で教えるのは心の部分、そして自分で考えて行動する力」と話す。男子柔道は8月6日から、愛媛県で開催される。