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市民祭り「習志野きらっと」盛況 ラーメンカーニバルの表彰も

きらっとくんやチーバくんと写真を撮る子どもたち

きらっとくんやチーバくんと写真を撮る子どもたち

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 習志野市最大の市民祭り「習志野きらっと2024」が10月13日、習志野市役所と市役所通りで開催され、にぎわいを見せた。今年で31回目。

習志野ラーメンカーニバル表彰式 

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 同祭りは習志野市で最大規模のイベントで、市役所の敷地内に地元の習志野のたこ焼き店「鮹八(たこはち)」(習志野市大久保1)をはじめ、焼きそばやじゃがバター、沖縄料理、もつ煮、ビール、ハイボール、チョコバナナなどを販売する屋台が出店した。

 市役所横の道路では習志野市の相撲部屋阿武松部屋の力士と子どもたちの綱引きイベントが行われた。阿武松部屋チームに佐々木秀一市議会議長やゆるキャラの「チーバくん」「ナラシド」「きらっとくん」などが加わり、子どもチームと綱引きで対決。途中、子どもチームが劣勢になると、阿武松部屋の稲葉さんが子どもチームに加わり逆転勝ちすると、会場は大いに盛り上がった。

 屋外の特設ステージの「きらっとステージ」では、各団体がダンスや演奏などパフォーマンスを披露。2020年7月2日に落下した「習志野隕石」から着想を得てできた「ならしのいんせきのうた」とコラボした盆踊りでは浴衣姿の踊り手と祭りの参加者と一緒に踊り楽しむ場面が見られた。盆踊りメンバーの越智聡子さんは「8月4日に初日を迎え、各所で盆踊りを踊ってきた。きらっと祭りでは、総勢17人の踊り手がシンガー・ソングライター田所ヨシユキさんの歌に合わせて踊り、会場の一般の人たちを巻き込み、小さな子どもから高齢の方まで踊ってる人たちの顔はみんな笑顔があふれ、終わった後はみんながみんなに拍手していた。初年度で大成功の年だったのでは」と振り返る。

 「盆踊りは見よう見まねで誰もが踊れて、人との付き合いが気薄になってきている昨今、地域の世代間交流が持てるコミュニケーションツール。本年度は残すところあと1回で、京成津田沼駅前ワイがや広場で行われる『ワイガヤマルシェ』。次年度は『習志野市といえば『ならしのいんせきのうた』で盆踊りの街だよね』と、誰にでも言ってもらえるよう活動を拡大していきたい」と意気込む。

 市役所内のステージ「ハミングステージ」では、オービックシーガルズのシーチアや大人や子どもの各団体によるパフォーマンスなどが披露された。同ステージで9月まで行われたスタンプラリー型イベント「習志野ラーメンカーニバル2024」の表彰式が行われ、参加店の中で最もスタンプ数が多かった「麺屋時茂 京成大久保店」(大久保1)が3連覇を果たし、店主の正木弦さんが宮本泰介習志野市長とラーメンカーニバル実行委員会実行の竹谷嘉夫委員長から表彰状と記念品が授与された。

 受賞について、正木さんは「皆さんの力添えのおかげでラーメンカーニバル3連覇することができた。現在一市民として『大久保ベース』という地域を盛り上げる活動をしている。私も幼稚園の時大久保商店街で育った身として、これからも習志野市を盛り上げていきたい」とステージ上でコメントした。

 市役所通りでは14時、各連合町会による山車・みこしのパレードがスタート。子どもサンバパレード、音頭輪踊り、きらっとサンバパレードが順次、パフォーマンスを披露しながら路上を行進。沿道から歓声も上がるなど、にぎわいをみせた。

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