
社会人アメリカンフットボールXリーグ、パールボウルトーナメントの初戦が5月4日、「オービックシーガルズ」のホームスタジアム「第一カッターフィールド」(習志野市秋津3)で開幕する。
オービックシーガルズは習志野市を本拠地とする社会人アメリカンフットボールチーム。昨年の同トーナメント決勝で富士通フロンティア-ズとの激戦を制し、5連覇を達成した。今年の開幕戦は千葉市が本拠地の「IBM BIG BLUE」と対戦。試合のオープニングでは、地域住民が選手入場の花道をつくる。
当日は「ならしのしーがるくん祭(フェス)」として、スタジアムがある秋津公園内の各所でイベントを開催。チームのマスコットキャラクター「しーがるくん」がさまざまな場所に登場し、会場を盛り上げる。屋台やキッチンカーも多数出店する。
試合前にはフィールドでスポーツ体験ができ、アメリカンフットボールで使う楕円(だえん)のボールを蹴って「フィールドゴール」に挑戦したり、アメリカで定番のパーティースポーツ「コーンホール」で遊んだりできる。フィールド全面を使った「大しっぽ取りゲーム」では、腰につけた2枚のタオルを最後まで取られなかった参加者に、賞品も用意する。
新習志野公民館(秋津3)から会場までは、習志野市立第四中学校吹奏楽部による「GULLS(ガルズ)パレード」が行進し、ハーフタイムショーではフィールド上でもマーチングバンドを披露。ステージでは同部のトークコーナーや「ならしのいんせきのうた」の盆踊り、しーがるくんサイン会、キッズチアを体験した子どもたちの練習発表会を行う。試合後はフィールドで30分間、選手たちとの交流会を設け、写真を撮ったりサインを集めたりして自由に楽しむことができる。
JR新習志野駅では4月24日~5月4日、構内アナウンスで選手の特別なメッセージを流す。チームの防具とボールも展示し、実際に触れることもできるようにする。
同チームやチームのファンクラブを運営するOFCの植木智美さんは「習志野市全員で戦っていけるというようなイベント、催し物をたくさん用意しているので、ぜひ応援しに来てほしい」と話し、同社・絵幡優奈さんも「習志野市が大好きなので、習志野市を本当に世界一の街にしたい。アメフトも日本一のチームがある街にしたいので、ぜひ応援していただければ」と呼びかける。