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津田沼のカレー店に寄席「こけつ亭」 春風亭橋蔵さんがこけら落とし

飯村さんが自作した寄席「こけつ亭」のめくり

飯村さんが自作した寄席「こけつ亭」のめくり

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 京成津田沼のスパイスカレー店「カレー&スペース イートゥー」(習志野市津田沼5)2階に5月23日、寄席「こけつ亭」がオープンし、同日、こけら落とし公演を行う。

スパイスカレー店「カレー&スペース イートゥー」の外観

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 1階のイートゥーの店主・飯村光浩さんが始めた寄席。津田沼でカレー店を始める前は大阪でカレー店を営んでいたが、その時、故桂ざこばさんの定席「道楽亭」で落語を見て、落語にはまったという。習志野に来てからも、都内の寄席を巡っていた。

 寄席を設けたことについて、飯村さんは「落語が好きになり、はまっていくうちに頑張っている落語家を応援したい気持ちが強くなった。その時、浮かんだのは桂ざこば師匠が西成で運営していた道楽亭。あそこのように、落語家がいつでも、はなしができる、そんな場所を作りたくなった。しばらくは金曜・土曜に寄席を開く予定なので、興味があるはなし家はどしどし連絡してほしい」と呼びかける。「好きになると全部自分でやりたくなる」という飯村さんは、寄席に必要な高座やめくり台をDIYで用意した。

 こけら落とし公演を行う春風亭橋蔵さんは落語芸術協会所属の1988(昭和63)年6月生まれ、和歌山県みなべ町出身で船橋在住。2014(平成26)年8代目春風亭柳橋に前座名「かん橋」で入門し、2018(平成30)年4月に二つ目昇進し「橋蔵」に改名した。

 飯村さんがこけら落としで公演してくれる人を探していたところ、橋蔵さんが以前公演した「珈琲(コーヒー)屋からす」(津田沼5)の店主に紹介してもらい、出演が決まったという。橋蔵さんは「こけら落としをさせていただく機会はなかなかないので、とても新鮮な気持ち。お越しいただいたお客さまのために頑張りたい」と意気込みを見せる。

 開演は19時、入場料は1,500円。

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