千葉工業大学（習志野市津田沼2）よさこいソーラン風神部が6月15日、イオン津田沼店（津田沼1）の「千葉県民の日記念イベント」でパフォーマンスを披露した。

「ナイト」を披露するよさこいソーラン風神部の2・3年生

　市内のみならず県内外で活動している同部。当日はイオン津田沼1階のイベントスペースで11時30分と13時30分の2回、1～3年生のメンバーから成るチームで演舞を披露した。

　大勢の観客に囲まれる中、1曲目は「ちばよさこい島」を披露。2曲目で披露した、ソーラン節で知られ知名度もある「南中ソーラン」では手拍子や歓声が起こり、3曲目の「よっしゃこい」で会場を盛り上げた後、2、3年生のメンバーで「ナイト」を披露。「はっ」のかけ声で始まった同演目は黒のTシャツに紫のはかまで統一したメンバーが鳴子を使い、「ナイト、ナイト、踊らないと　ナイト、ナイト、笑顔じゃないと」と歌いながら、踊り飛び跳ねる様子に観客は盛り上がり、最後に「どっこいしょ」のかけ声で締めると大きな拍手が起きた。

　3年生で同部20代目主将の高橋蒼生（あおい）さんは「19代目の先輩が作った『奏向（かなた）』を踊り納めてから2回目のステージ。1年生は今月8日の谷津干潟自然観察センターでの『谷津干潟の日フェス』で初めて踊りを披露した。だいぶ緊張で固くなっていたが、今回は緊張がほぐれたのか良いパフォーマンスを見せていた」と振り返る。「ナイトは昨年はあまりやらなかった演目。1年生に『先輩はこういうかっこいい曲も踊れるんだよ』と見せたかった」とも。

　「20代目の新曲自体は完成していて、振り付けも9割、型もほぼ完成形に近い状態。8月のお披露目に向けて調整中なので楽しみにしてほしい。今日は子どもも結構多く、みんな笑顔になってくれてうれしい。習志野の皆さんに、よさこいが身近になってくれたら」と意気込む。